飯豊連峰 前衛 二王子岳 (1,420.3m)

個人山行 南俣集落〜二王子岳山頂
日   時       平成24 年07月22日(日)
参加者   金井くん、菅さん、JJφLTQ(私)以上、下越山岳会
行き先    飯豊連峰 前衛 二王子岳 
天 候    曇り


 山頂で前泊の新井田君・・・・本人お気入りの地下足袋 左から金井くん、菅さん、新井田くん
   
 下山時に撮影。残雪が残る(登山道にはなし)  標高を下げるとガス帯から抜けた
   
四合目下の崩落地の規制標  付け替えた登山道・・・・ステップもキレイに作られていました。
   



     
目 的 @ ヘッデンによる視界制限下の登行  A ノンストップ登行の体験
装 備 夏山日帰軽装
登はん用具:なし
ナビ用品:地図・シルバコンパス
防寒具:カッパで代用・フリース



コースタイム        事 柄
02:05分 自宅発        コンビニに立ち寄り、買物
02:50分 二王子神社発  (300m)
03:50分 一王子避難小屋(724m)三合目 四合目下でヘッデンを消す
04:25分 独標        (994m)五合目     
05:04分 油こぼしの上  七合目
05:16分  八合目の水場
05:31分 二王子岳山頂着  (1,420m)    新井田君


06:05分 山頂避難小屋発  
06:57分 独標          (994m)  登山者が暑い中多数登ってくる。
08:18分 二王子神社着    (300m)



概略
暑い。とにかく暑い。
この時期に、越後の低山を登るのは、苦行に近い。
いや、飯豊とて登山口は300m超から500m以下。
暑い。
暑い時期なので、夜明け前から登り、涼しいうちに下山して帰宅。仮眠してから杉滝へ行く予定。
一日を2分割で有効に使おうという段取り。
会の後輩の智美ちゃん、金井くんを誘い3名ででかけた。

テーマは2点
@ ヘッデンの視界制限下の登行
A 無休憩での登行

@ については、経験が大事という部分でとにかく体験してほしかった。もし、夕暮れ日没でヘッデンを使わなければいけない状況になった
      時初めてヘ
ッデン登下降では困る。という意味もあり、誘った。
A については、日本では1時間歩いて小休止というのが盲目的に正しい。とされてきた。しかし、バリエーション、クライミング、レスキュー
では
      定時的な休憩と
いう概念はあまりない。というか、無理な相談。まして、トレランでは大胆な休憩はとれない。
   そして、無休憩で歩き続けることができるペースはどれ位なのか?体験して欲しかった。
   たぶん、2時間30分無休憩で歩けるペースなら適切な水分
とエネルギー補給ができれば、4時間とか5時間無休憩で歩くことも可能と思うので
   試して欲しかった。今後はそのペースを基準に考えれば良い
と思う。
  
   ※ ヘッデンを点灯してのスタートだったのでかなりゆっくり目に歩いた。たぶん、明るく涼しい秋の条件なら、金井くん、菅さん共に
     2時間15分位で
行けると思う。


記録
03:00に集合出発の予定が、みんな少し早目の到着。
02:50神社発。途中休まないというのも大きなテーマで、ヘッデン登行も不慣れな二人なんで極めてユックリのペースでスタート。
途中で、金井くん、菅さんにTOPを代わってもらう。TOPを歩くと後ろに付かれると、ペースが上がってしまうことが多いのだが、それは気にしないで
息が上がらないペースで歩く様に指示。
漆黒の樹林帯。ボクは好きな雰囲気。

山形の小国と比較すると、西面なので明るくなるの遅い。一王子避難小屋をやり過ごして四合目に向かう。
四合目の下でヘッデンを消す。

独標の五合目を通過。鳥が鳴き始めて朝らしい雰囲気。でも、少しスローペース過ぎたかな?昨晩夜行で登った新井田君には遅くても5時半には着くべ。と話したのだが、やや遅い。ここから1時間で山頂ねぇ・・・
息が上がらないペースでと指示した都合上あまりペースを上げらないので、姑息にもジワジワペースUP

油こぼしを過ぎる頃には、自分のトレーニングにならん!と言い訳して、ペースを上げる。
8合目でナントか目途を付けてペース維持でほぼ予定時間に到着。

新井田君と落ち合い、山頂小屋で休憩して下山。
下山では多くの方とスライド。待ち時間がありやや時間がかかるけど、8時30分前には下山。

自宅に帰りシャワーを浴びて朝ご飯を食べて、仮眠。
昼過ぎに杉滝岩でクライミング
なかなか遊びました。はい。


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